年に一度、東京の要所を縦横無尽に走り抜けることができる日、それが東京マラソン。
今年は初めて応援に行ってきました。

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とりあえず私も走るサークルに入っているので(入ってるだけで走れてませんが…)、何度かマラソンの応援には行ったことがありますが、いやーやっぱり東京マラソンは圧倒されますね。

走る人、ボランティアの人、応援の人、どれも桁違いな人数。
マスコミでの取り上げ方ももちろん違う。
でも、ひと頃のような「芸能人がとりあえず走ってみる」的な参加の仕方も最近は多少は減ったのでしょうか。
あまり見かけなくなったような気がします。

あ、猫ひろしさんが走ってるところを見ましたよ。
体は小柄だけどかなり早かったです。独特なリズムとフォームでしたがさすがな走りという感じ。
あっという間に通り過ぎていきました。

走る人で目立つのは何と言ってもコスプレの方々。
そのために走ってる?というくらい、みんなそれぞれに趣向を凝らしたコスチュームが目立ちました。
動物系、マンガのキャラは定番ですね。
中には走りにくそうな人もいたけれど、それでもモチベーションは上がるんだろうなー。

今回はサークルの人たちと総勢10数人の大所帯での応援だったので特に楽しかったです。
30km少し手前の浅草橋周辺で応援していましたが、橋の上は風強くて寒かった。。
でも、お天気がよくて、サークル仲間はもちろん、知らないランナーさん達にも大きい声を出して声援を送り続け、走ってないのに結構な充実感を味わえました。

応援のサークルメンバーの中でアイシングのスプレーを持ってる人がいたのですが、辛そうに走るランナーが増えてきた終盤、たまらなくなったのか「スプレーあるよー!」と声をかけ、足が痛むランナーを沿道に呼び寄せ、スプレーしてあげていました。
行列ができるくらいの盛況で、中には「あー助かったー」とお礼を言って走り去る人もいたり。

それにつられて?他のメンバーも「チョコあるよー」と声を上げる人も出てきて、ちょっとした私設ボランティアエイドの様相になってきましたが、気がつくと周りはみんなそんな状態に。
やっぱり一生懸命の人を目の当たりにすると、何かしてあげたくなる気持ちはみんな一緒ですね。

走る人はやっぱり美しい。
自分は自分自身が走るより、走る人を見るのがやっぱり好きだなと思った一日でした。